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郵便不正事件裁判を傍聴

2010.06.29 Tue

関西ではテレビや新聞で結構取り上げられ、1月末から公判が続けられている「郵便不正事件」

被告人の村木元局長の知人でNPO代表のナミねえとジャーナリストの江川紹子さんがTwitterで傍聴記を発信されており、新聞等よりはるかに詳しく内容が把握できていた。

検察側の証拠が証人により次々と覆され、検面調書の大半が裁判長により証拠不採用となるなど、壮大なるでっちあげ、冤罪事件の可能性が明らかになっていった。

んで、6月22日の検察側の最終弁論の日。昼頃職場でPCに向かいつつ、今日も傍聴記が読めるかナーと江川さんに「今日も中継せぇへんの?」とtwitterで問い合わせてみると、「今日は他の仕事が入ってて行けません。ナミねぇも別件があるらしい」とのご返事が!

そもそも、地裁と同じ大阪市内にいる自分が、東京の江川さんを当てにするのがおかしいやないか、と反省。よし、来週(今日のことね)は自分で見に行くぞ! んで、もし抽選になって自分が当選、江川さんが外れたら傍聴券は本職のジャーナリストに差し上げよう、と決意(笑)

そういう訳で、仕事は午前中にチャチャっと済ませて出発。13時15分から抽選、30分から開廷とのことで12時半頃淀屋橋に到着。食べるものを探して京阪の株主券をよく買いに寄る日生日立ビルへ。マクドかSUBWAYかと思ったけど、セルフの讃岐うどんの店があったので食べてみる。すだちうどん¥280 3.4mmx4.6mmコメントなし(笑)

さて中之島を横断して行くと、地裁北側の入り口前にすでに傍聴券発行の列が数名。2~3人前方にナミねぇさん。5~6人後ろに江川さん。「何でこんなに暑いの~~?」と。そら、東京と違って大阪は東南アジアですからな(笑) ま、この日は午後は雨の予報だったんで、カンカン照りになるとは皆思ってなかった・・・

結局64名の定員に70名ほど並んで、ほぼ全員入れる抽選になりましたが、目の前でナミねぇは外れておられました(笑)。ちなみに、私がボランティア精神を発揮せずとも、ナミねぇ、江川さんとも、村木さんのご家族やスタッフの方と一緒に来られていて、入れずに帰るという心配はほぼ無いと言うことでした。

当たりくじと傍聴券を引き替えて建物に入ったところで江川さんに、先週「中継せぇへんのか?」との失礼な質問をお詫び。201号法廷へ。

東京地裁の傍聴の手続きの案内に、荷物検査でカメラや録音機は持ち込めないと書いてあるので、デジカメを弁当箱の底に隠したのだが(盗撮するつもりじゃなく、単に預けるのが面倒なので)、大阪は手荷物検査もなくそのまま入廷。

一応、メモをずっと取っていたのですが、詳しくはナミねぇの一連の傍聴記に大変詳しくあるので割愛。
http://www.prop.or.jp/court/
をご覧ください。

休憩中に村木さんが廊下に出てこられて傍聴の皆さんと談笑したり、結構気さくに、というか刑事被告人も自由に出来ると知りました(保釈されているので当然ですが)

今日は弁護人の最終弁論であり、弘中弁護士が起訴事実の矛盾を次々と指摘し、捜査の杜撰さ、取り調べの酷さを3時間以上にわたってそれぞれの担当検察官を名指しして痛烈に批判する。

批判される3人の検察官はまるで他人事のように聞いていて、左端の小太りの検事は前田主任検事だと思っていたが、ひょっとして今日は発言の機会はないので若手が代理で来ているのかもと思い、後で江川さんに聞いてみると「あれが前田主任検事その人ですよ」とのお答え。なんとまあ、検事というのはお気楽な商売ですなぁ。被告人は職を失い、世間に罪人として顔を晒され、その上裁判に大変な出費を強いられて、最悪は刑務所行き、一生を棒に振るというのに、検事は裁判で否定されてもあくまで「通常の業務の一つ」ですか・・・

閉廷後、江川さんたちはエレベーターで上の方へ。どうやら弁護団の記者会見へ行かれる模様。仕方なく一人で出口へ向かうと目の前にさっきの3人組(検事)も出て行くところ。こっそりついて歩いて行くとこの3人。何やら冗談も交わしながら普通のサラリーマンが定時に退社するような雰囲気で出て行きよる!!!!!

私のようなシガないサラリーマンでも、事故や不具合を起こしたときには胃が痛くなったり、雲隠れしたくなったりしたもんだが…
自分たちの行動によって人生をズタズタにされた人間が(全国に、過去にも)何人も居るというのに、あんなに気楽にいられるというのは信じられない。あんな自覚のない人間に強大な権力を渡すべきではない。

3人が駐車場へ消えていき、まさか福島まで公費でタクシーで帰るなどと言う贅沢はしないだろうな!と思いながら駐車場から公道へ出たところで。駐車場の出口から窓を全部黒いフィルムで覆った中型バスが出てきた。なるほど、検察庁、拘置所、裁判所を巡回するバスか・・・タクシーよりこの方が贅沢な気もする・・

府警の青いオンボロ護送バスはよく見かけるが(笑)、検察のは新型でピカピカ、冷暖房完備のようだ。

さてさて、高知の白バイ衝突事件等で警察・検察の杜撰な取り調べ、でっち上げは再三マスコミに取り上げられてきたことですが、この裁判で特筆すべきは、そのでっち上げ調書や杜撰な証拠を横田裁判長がことごとく不採用にしたことでしょう。これまでは一度供述調書にサインしてしまったら、裁判でいくら否定しても一切聞いて貰えなかったのが、今回は供述調書の作成の経緯にまで踏み込んで裁判所が判断しようとしている画期的な裁判です。

これが、たまたまいい裁判長に当たったからという一過性ではなく、正しいものは正しい、おかしいものはおかしい、という当たり前の裁きを全国どこでもいつでも受けられる第一歩にして貰いたいと思います。

9月10日の判決にも、出来れば行きたいと思います。金曜の午後やから何とかなるかもなぁ~~

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